こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
以前のブログでも触れていますが、ちょっと私事のお話になります。
1ヶ月ほど前に階段から落ちて足をケガしてしまいました。
当初の診断では足首の捻挫で全治3~4週間というお話でしたが、なかなか腫れが引かず、こんなに治りが遅いのって何でだろう?と微かに思ってたんですよね
次の診察で再度レントゲンを撮り、これはやっぱり骨折と見た方が良いね、となり最終診断は剥離骨折となりました
あれから4週間経ち、家の中では足を引きずりながら歩けるようにはなりましたが、外出はやっぱりまだ松葉杖です。
有難いことに会員さんとの面談はオンライン対応や近場まで来ていただいての対面面談で、そんなに支障はないです。
皆さん、ご協力有難う
敢えて言うならば写真撮影の同行や買い物同行がしばらくできない感じです。
そんなこんなで私の直近の1ヶ月の生活はほぼほぼ家の中、行楽には良い季節でゴールデンウィークもありましたが、どこに外出することもなく、ただただ家の中・・・ちょっと滅入っちゃいました
買い物にも事欠く感じで、今まで当たり前にできていたことがどんなに幸せなことだったかと思い知らされました。
松葉杖で行けない訳ではないけれど、けっこう疲れるんですよ
下着の代えや靴下が欲しいと思っても、松葉杖でエレベーターの場所を確認して、いつもの3分の1くらいのスピードでヘコヘコ歩きながら行くならもういいや、となっちゃいます。
でも、悪いことばかりではなく、今回の経験では色々な学びもありました。
友人や知人でガンなどの大病を患われている方がいましたが、健康だった私はあまり気持ちにより添えていなかったように思います。
お見舞いに行くと、みんな嬉しそうに話してはくれましたが、抗がん剤の影響で髪が抜けてウイッグになってしまっている方もいたし、健康だった頃とは別人のようにやつれてしまった方もいました。
「家の中でじっとしているとね、なんだか生きている気がしなくなるのよね
一日中ずっとTVを見ていてもつまんない。」
そんなことを言っていた友人の話を思い出しましたね。
人間って同じ状況に陥らないと本当の辛さって分からないと言いますが、本当にそうだと思いました。
その後病を克服して元気になられた方もいましたし、残念ながら若くしてお亡くなりになってしまった友人もいました。
「あぁ、〇〇さんもこんな風に思っていたんだろうな。
彼女にくらべたら自分なんかまだまだ恵まれているな。
だって私は足以外は元気だし、いずれ治るんだから・・・」
そんな風に感じました。
また、ケガをしたことで、人の優しさに触れることもできました。
エレベーターを開けて待ってくれている方もいれば、電車で席を譲ってくれる方、優しく声をかけてくれる方もいて、全く見ず知らずの人に沢山助けて頂きました。
外国人の方も、結構優しかったですね。
ネット社会で孤独化が叫ばれている現代だけど、人間まだまだ捨てたものではないな、と思います。
仏陀は人は誰れしも心に仏性(仏の心)を持っていると説きましたが、本当にそうだな、と思います。
そしてもう一つ、今回の私のケガをきっかけにT君と娘が大きく変わったのも有難かったです
普段の買い物、平日の料理や夜の洗い物はT君が快く引き受けてくれました。
病院の付き添いも仕事の送り迎えもT君のお役目です。
完全在宅のお仕事だったこともあり、T君には本当にお世話になりました。
何一つ文句を言わず、ニコニコと私のお世話をしてくれるT君の愛情に包まれて、そんなにストレスを感じることもなく生活できています。
娘のMちゃんも今回初めて料理デビューをすることとなりました。
土日はMちゃんが料理担当で、カレーやシチューなどの簡単な料理を一生懸命作ってくれました。
布団の上げ下ろしや、洗濯ものを運んだり、お風呂掃除やリビングの掃除機掛けもMちゃん担当となりました。
自分の想像以上に成長していたMちゃんを見て、親として有難く、嬉しく感じています
こんなことがなければ今もきっとほとんどの家事を私が担当して不満を感じていたと思うと、結果として良いきっかけになったように思います。
人生すべて塞翁が馬と言いますように、良いことも悪いことも背中合わせの人生です。
どうせ一度きりの人生なのですから、起きた事象には何かしらのプラスの意義を見つけ、前向きに捉えるのが自分の幸せに繋がると実感しています。
心理カンセラーとして普段会員さんに指導していることが、今回自分の実体験として功を奏した感じですね
本日も最後までお読み頂き、有難うございます。