こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みか です
今日は少し婚活から離れて、私自身の事について書いています。
私は仙台で生まれ育ち、青春時代を過ごしました。
とはいっても、私の両親は共働きでしたので、3歳になるまでは祖母の家に引き取られていました。
祖母の家には大きな仏壇があり、周りにはご先祖様の写真が飾られていました。
そして、毎日仏壇に手を合わせ、時節のお墓参りには欠かさず行くのが当たり前のように、私は祖母にしつけられたのです。
3歳で母のもとに帰った後も、お盆の時には必ず祖母の実家に帰り、日中は従妹たちと遊び、日が暮れるとみんなで迎え火をたきました。
当時はお盆には必ずお坊さんが周ってきて、仏壇の前でお経をあげるのを、やはり親せき一同みんなで聞くのが習わしでした。
当時の田舎はそれが当たり前だったのか、私の実家が特別信心深かったのか、それは良く分かりませんが、とにかくそのような環境の元、私は育ったのです。
就職で東京に出てきて、なかなか帰省も厳しくなりましたが、ご先祖様を大事にする、その気持ちはやはり私の根底にしっかりと根付いていました。
そして時が経ち、これは最近のお話です。
私は婚活に役立つだろうと思い、ハートグラムという心理学を応用したカードセッションの勉強をしに藤田サトシ先生の元を訪れていました。
試しに自分が実験台になってカードをめくってみると、藤田先生が私が選んだカードを見て仰るのです。
「貴方はご先祖様を大事にする人ですよね。
いろんな芸能人やスポーツ選手を見て来たけど、成功している人は必ずこのカードを選ぶんですよ。
こんな時代に何を言うかと思うかも知れないけど、出世するにもご先祖様のお守りが無くてはダメなんです。」
そしてまた一つ、別のエピソード。
私は若年性の緑内障を患っています。
緑内障は視神経が弱ってだんだんと周りの視野が無くなり、最終的には最悪失明に至るという難病。
そうならないためにも定期的な通院が必要な病気です。
今日私は、緑内障の治療のためいつも通っているお寺でどこの病院で治療を受けるか相談をしていました。
すると、鑑定士さんが卦を使って鑑定をして下さりましたが、その他に私の母方のご先祖さまのお話をして下さいました。
その女性は目のくりくりとした可愛らしい女の子だそうです。
生まれつき視神経が弱く、しかし小さかったため、
「どうしていつもお天気が曇っているんだろう」
と感じていたそうです。
しかし、鑑定士さんが見るには周りの人たちがまだ着物を着ていた時代の事、優れた医学があるでもなく、徐々に視界は暗闇になっていき、周りの大人たちも彼女の目の異変に気付き始めたそうです。
しかし、彼女はとても気持ちの強い女性でした。
目が見えない分、耳で聞こえるものや、肌で感じる風の音に安らぐを感じ、しっかりとくじける事無く彼女なりの楽しみを見つけ生き抜いたそうです。
「その彼女が貴方にメッセージを送っています。
今まで見えていたものが見えなくなる恐怖や不安は痛いほど分かります。
でも、大丈夫ですよ、一緒に頑張って生きましょう。
そのように今貴方に語りかけていますよ。」
鑑定士さんのその言葉に私は守られている、と実感したのです。
私たちが今、ここに生きているのはその後ろにいる、沢山のご先祖さまのお蔭なのです。
その感謝を忘れずに、生きることが幸せな人生の条件のひとつかもしれませんね。
今日はそれが私が一番伝えたかったことです