こんにちは。

アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

 

それは夏も終わり、秋も深まってきた頃のことです。

アリヨンスに1件の問い合わせが届きました。

 

夏に成婚退会されたNさんのブログから、婚活を思い立ったというアラフィフ女性からの問い合わせです。

アリヨンスは西東京に所在地を構えていますが、ブログからの問い合わせは都内の方だけとは限りません。

関東近辺、果ては関西の方からもお問い合わせを頂くことがあります。

その女性Sさんは、まさに関西にお住まいの方でした。

 

1度電話面談をして、一旦新宿まで遥々お越し頂き、気持ちが高いうちにと、すぐに入会を決めてくれたアクティブな女性です。

一見、小柄でやんわりと優しい雰囲気のSさんですが、一旦決めると即行動といった瞬発力も兼ね備えています。

それこそ、東京帰りにそのまま婚活用の洋服を買いに行ったくらいの行動力です。

彼女から送られてくる写真を見ながら、コーディネートのアドバイスをしたことをついこの間の事のように思い出します。

 

そんな彼女ですから、入会後のプロフィール公開もできるだけ早くという要望で、月半ばから活動開始ということになりました。

プロフィール写真もとても優しい男性受けの良いお写真で、公開後はアラフィフという年齢からすればとても男性からのお申込みが多かったSさん。

早速お見合いも決まり、活動開始となったのですが・・・

 

何故かSさん、しょっぱなのお見合いから、男性との巡り合わせが悪かったあせるあせる

初めてのお見合いで、本来は男性持ちの筈のお茶代を請求されたり、交際が決まった男性がストーカー気質だったりあせるあせる

今まで私の会員が経験したことのないようなレアなケースを引き当てていましたびっくり

その度に、「みかさん電話してもいいですか?」とLINEをいただき、電話で慰めたりもしたものです。

救いは、一人とてもお人柄の良い方と交際中となったことです。

 

一方で、Sさんにはなかなかお見合いのルールが馴染めなかったようでもありました。

Sさんが出した予定通りにお見合いの日程を組んだ後に突然、

「やっぱり、〇時開始でないとダメですか?午後予定ができちゃってあせる何とかならないですかむかっ(もう、知りません笑い泣き)」

てなことが何回かありまして・・・

 

そして、お見合いが決まった後は日程決めや、場所決めは基本受けた側に優先権があるということがなかなか受け入れられず、

「どうしてここなのですか?

そこは治安が悪い場所ですし、以前利用した○○(Sさんからすれば行きやすいよね笑い泣き近いよねあせる)」の方が良かったですむかっ

とお見合いの場所決めも大変あせるあせる

 

そんな訳でこちらから指導をすると、こんどは既読スルーときました真顔

 

マリッジコーディネーターとしては、このような方はとてもやりずらいものです。

まともなサポートをすることができなくなってしまうからです。

結婚相談所で活動をする以上、自分のわがままを通すだけではなく、ルールは守り、相手に思いやりの気持ちをを持つことはとても大事なことです。

 

そして・・・年の瀬になって、アリヨンス史上未だかってない事件が勃発したのです。

 

Sさん、最後は交際中の方とはお付き合いをしつつ、退会したいという大難題をもちかけてきたのです。

しかも、その時まだお見合い調整中の男性もいたというのに、ですびっくり

皆さんもご存じだとは思いますが、相談所で活動している限りそんな事はできません💦

そのことを説明すると、

「それでは、私が成婚料を払いますから、お相手は在籍のままでお願いします。」

とまた意味不明な難題。

「Sさん、成婚退会する時はどの会員と退会したのか入力しないといけないのです。

そんなことはできないのですよ真顔

 

はぁ~DASH!

結局Sさんは、交際中の方とは交際終了し、

お見合い調整中の方へのキャンセル料も払わず、お詫びの言葉も、お世話になったお礼もなく、退会することとなりました。

 

皆さんは、この事例を見てどう思われますか?

相手に対する思いやりなくしては、幸せなゴールがあるように私には思えません。

 

この年の瀬に起きた、アリヨンス最大の珍事件でした笑い泣き

Sさん、今度は社会のルールを守って、ちゃんと幸せになってくださいね。

これも私にとってはひとつの勉強か、と思うこの頃であります。