こんにちは!アリヨンスのT君です。
世の中の婚活の悩みで結構あるのが「うまくいかなくなった状況をなんとか改善したい」といったお悩みです。
うまくいかなくなると相手の考えていることが分からなくなりますよね。
なんとか上手くいかせたいと「もがく」わけですが、思うように相手が反応してくれなくなります。
とても辛く苦しい心境になりますよね。
できれば、そういう状況にならないようにしたいものです。
今回は、こじれた状況を改善するというよりは、こじれないようにするためのお話になります。
こじれた状況を改善するよりも、ずっと簡単だからです。
良い関係を維持していくために参考になると思いますので、婚活中の方には見て頂きたいなと思います。
関係がこじれると修復は難しい
ハッキリ言いますと、一度こじれてしまうと良好な状態までもっていくというのは、とてつもないエネルギーを必要としますし、元通りになる可能性はとても低いです。
過去のわだかまりが残るし、同じようなことになるのを恐れて、以前のような接し方はできなくなるためです。
そのため、こじれないように日々行動することが一番大事なんです。
この辺は健康管理と同じですよね。
健康を良い状態に保つために
- 食事に気を付ける
- 適度な運動をする
- 睡眠をしっかりとる
といった日々の行動が病気になりにくい体を作ります。
この辺をおろそかにして大きな病気になってしまうと、もう元の体には戻れなくなります。
婚活や恋人関係、夫婦関係でも同じようなことが言えます。
相手に対しての気遣いをおろそかにして自分本位でいると、
- 日々のちょっとした不満が積み重なり、修復不能なほどに関係を悪化させます。
自分の不満が相手の不満を呼び、さらにそれが自分の不満になるという、不満のスパイラルが発生します。
そうなるとお互いに溝が生まれ、修復が難しくなるほどに発展してしまいます。
このような事態にならないように、
- 日々の相手への良い接し方を覚えることは、良い関係を維持していくためには絶対に必要なこと
なんです。
でも、このことを重要視していない方は案外多いように思います。
相手への気遣いはとても面倒だしストレスのかかる事ですから、
- 一時的ならともかく、ずっとそんなことしたくない
と思ってしまうからなんでしょうね。
面倒だと思う気持ちは分かりますが、それだと結婚したとしても良い関係を維持していくのはとても難しいと思います。
- だからこそ、これを「自然にできるようにする」ということがとても重要です。
呼吸をするように相手を気遣う行為ができれば、特にストレスもかからず、面倒だとも思いません。
- そんなことできる人いるの?
と思われるかもしれませんが、苦も無くそういったことができる人はそれなりにいます。
少なくとも、長年良好な関係を維持している夫婦はできていると思います。
本人は、気遣いをすることが呼吸をするように当然のことなので、努力している意識さえないでしょう。
なぜそんなことができるのかと言うと、潜在意識にすり込まれているからです。
潜在意識にすり込まれていることは、行動することにほとんどエネルギーを必要としません。
むしろ、潜在意識にすり込まれていることと違う行動をとるほうがストレスがかかります。
気遣うことに慣れている人が、相手を気遣わないようにしようと思っても、とても気持ち悪いものを感じると思います。
言ってみれば、「毎日お風呂に入る人がお風呂に入れなかった」というような感覚でしょうか。
このお風呂の例から分かるように、
- 「潜在意識にすり込む」というのは習慣化によって可能なんです。
一度習慣化したことは、苦痛ではなくなります。
むしろ、やらない方が気持ち悪く感じるため、自然にやるようになるのです。
習慣化のやり方
では、「どのようにしたら習慣化できるのか」ということについてですが、
漠然と「相手を気遣おう」と考えてもストレスがかかるだけで、すぐにやらなくなってしまうと思います。
- 習慣化にはコツがあります。
- 小さなステップに分解し、少しずつできることを増やしていくということです。
気遣いの場合、男性なら
- 店に入る時、ドアを開けて先に入れてあげる
- 上座に座らせてあげる
- 一緒に歩くときに女性のスピートに合わせて歩く
- 足元が悪いところを歩くときは「この辺、道が悪いから気を付けて」と声をかけてあげる
- 何かしてもらったら「ありがとう」を言う
などといったように分解し、自分で簡単にできることから少しずつやるようにしていきます。
男性から見ると、「こんなことでいいの?」と思うような事があるかもしれませんが、女性は自分に対して気遣ってくれているということを男性が思うよりもずっと重視してます。
ひとつひとつは簡単なことが多いと思うので、これを地道に実践していくことで女性に好かれやすくなると思いますよ。
女性の場合は、気遣いとちょっと違うかもしれませんが
- 何かしてもらったら「ありがとう」を言う
- 楽しそうにする
- 何かしてもらったら大げさに喜ぶ
- 感謝の気持ちを伝える
などといったように、何かをしてあげる行動よりも一緒にいて幸せであることの表現に重点を置いた方がいいと思います。
男性は基本、何かしてもらっても女性が思ってるよりも気が付いてないので、女性からするとイライラしてしまうと思います。
- それよりも、「自分と一緒にいることで幸せそうにしてくれている」という感情のほうが男性には伝わります。
「自分だから幸せそうにしているんだ」という承認欲求も満たされ、より頑張ってくれること間違いなしです。
「自分と一緒にいることで幸せそうにしてくれている」と思ってもらうことは相手に対しての思いやりです。
「恥ずかしい」とか、「自分のキャラじゃない」とか言わずに、良い関係を維持していくためには必要な行為だと思って実践してください。
女性の例では習慣化のステップとしては少し荒いので、もう少しシチュエーション毎に細分化した方がいいとは思います。
小さなステップに分解した後は、それを実践するわけですが
- いきなり「たくさん」やろうとしてはダメです。
おそらく長続きしません。
最初は簡単なものを選んで、繰り返し実践してください。
そのうち、そういうシチュエーションになったら自然と行動に移せるようになると思います。
毎日実践する機会がない場合は、毎日寝る前に意識してみるだけでも効果があります。
- 寝る前に考えたことと言うのは、潜在意識に染み込みやすいからです。
最初は少しずつなので、「ものすごく時間がかかるんじゃないか」と思われるかもしれませんが、そんなに心配いりません。
潜在意識に考え方が染み込んでくると、ある一定のラインを越えたら負担なく実践できる量が増えてきます。
- 一番習慣化が難しいのは最初のステップです。
ここをいかに習慣化できるかがポイントになります。
習慣化については以下の記事が参考になると思いますので、見ていただくと良いと思います。
今回ご紹介した日々の接し方を覚えたら、格段に婚活が成功しやすくなる上に、結婚後も良好な関係を築けると思います。
婚活している方には、必ずマスターして欲しいなと思います。