自社会員:女性50代前半 お相手:男性60代後半
活動期間:4ヶ月
この春アリヨンスでまた、幸せなご成婚が生まれました。
アラフィフ女性Aさんが、4ヶ月という短期間で素敵な紳士と結ばれたのです。
Aさんは以前アリヨンスをご成婚された女性会員さんからのご紹介でご縁を頂きました。
海外での生活が長く、海外で結婚、子育て、離婚を経験され、だいぶご苦労をされたとのことでした。
余生は日本で送ろうと、一大決心をし、日本に帰国されそうです。
そんな折、彼女の未来を心配したアリヨンスの元会員Nさんのご紹介でアリヨンスを知り、初めてのお顔合わせはA
さん、Nさん、私の3人での初対面となりました。
「私は今まで尼僧のような心境で生活をしてきたのに、今更この年で婚活をして上手くいくようなイメージがまったく湧かないんです」
婚活相談でお会いしているのにも関わらず、ものすごおく後ろ向きな発言のAさん。
Nさんが仰るには
「Aさんは海外生活が長いから、日本に帰国しても将来もらえる年金はたかが知れているし、将来年老いた時に一人で生活していくのは厳しいと思うの。
誰か優しい伴侶ができたら、生活も楽しくなるし、老後の心配も半減すると思うの。
みかさん、是非彼女をよろしくお願いします」
確かにAさんの境遇を考えると、Nさんの仰る通りです。
「Aさん、せっかく一大決心をして日本に帰ってこられたのですから、前向きに考えましょう。
Aさんの未来はご自身で作っていくしかないんですよ。
せっかくここでご縁を頂いていますし、もし良い方がいたら幸せになりたい、そう思うからここに来られたのではないですか?」
私の問いにAさんは静かにうなずきました。
こうしてAさんの婚活が始まりました。
Aさんは関東圏在住でしたが、わざわざお見合いをする度に都内に出向くには距離がありました。
そんな訳でオンラインを交えてのお見合いとなりましたが、活動を開始するにつれて色々な課題が見えてきました。
若い頃にモテたAさん、海外でもそこそこにモテた経験がありましたので、いざ婚活の現実と向き合うと、お申し込みを頂く男性が理想の男性像とは違ったのか、多少なりとも気落ちしてしまったように見えました。
それでもAさんは何人かの男性とはお見合いを組むことができました。
中にはご自身の条件と近い方もいらっしゃって、お見合いには積極的に臨んでくれました。
本来は明るく元気なAさんでしたので、持ち前のコミュニケーション力で、お見合い後に交際に進む方も出てきました。
しかし今度は交際をしている男性に気持ちが入らない、魅力を感じない、良いと思った方とはスムーズにコミュニケーションが取れないなど、婚活を経験されている方ならば誰でもが味わったことのある苦い思いを味わうこととなったのです。
また更に過去の苦しかった体験がAさんの足を引っ張り、何かあるごとに気持ちがネガティブに沈むという問題が浮き彫りとなってきました。
そこはアリヨンスの「心のセミナー」で、自己肯定感を高め、ポジティブに思考を切り替えていきました。
まさに二人三脚で、折れそうな心と向き合いながらの活動でした。
そんな苦しい活動の中、Aさんはついに運命のお相手と出会うことができたのです。
お相手男性FさんはAさんよりも一回りほど年上でしたが、まるで仙人のような優しい笑顔の男性でした。
FさんはすぐにAさんを気に入り、猛アタックをかけてきました。
初めのうちは
「好きになれるかどうか分かりません」
と仰っていたAさんでしたが、結果的には交際2ヶ月ですんなりとFさんのプロポーズを受け入れたのです。
「人生何とかなるだろう」とポジティブに考えるFさんにご自身の人生を預けても良いかな、と思ったようです。
活動当初は
「清水の舞台から飛び降りる気持ちで入会しました」
と、仰っていたAさんでしたが、成婚のご報告を頂く頃には、安心したような笑顔になっていました
Aさん、Fさん、、どうぞ末永くお幸せに