こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
婚活相談で最も多いご相談とは?
私はマリッジコーディネーターとして、占い師として、色々な方の婚活のご相談を受けることが良くあります。
その中で特に多いご相談が、「長年婚活をしているが上手くいかない」というご相談です。
本人にしてみれば、こんなに頑張っているのに何故上手くいかないのだろう、という感じなのでしょうが、私からみれば「それもそうだろう」という方がほとんどです。
つまり、長年婚活が上手くいかなかった理由がちゃんとあって、当の本人はそれに全く気が付いていないことが多いのです。
長年婚活が上手くいかない理由とは?
長年婚活が上手くいかない理由とは何か?と言えば、実はとてもシンプルな理由になります。
自分の価値と自分が求めるお相手像に乖離がありすぎる
この理由がダントツで多いのです。
もちろん、本人は真面目にとても頑張っていて、自分の価値に合ったお相手をちゃんと設定して探しているけれど、すぐに成果に表れない方も中にはいらっしゃいます。
そのような方は心配いりません。
諦めずに頑張っていれば、いずれ必ず勝利の女神が微笑んでくれることでしょう。
しかし、自分の価値を正確に理解していないと、勝利の女神はいつまで経っても微笑んでくれることはないでしょう。
「今はその時期ではないだけ、諦めずに続けていればいつかきっと王子様が現れる」
「今は難航しているけれど、いつかきっと理想の女性が自分の前に現れる」
と夢を描いてだらだらと婚活を続けているうちに、気がついたら50歳を過ぎていたという方、いませんか?
自分を俯瞰視できない婚活難民たち
人は誰しも自分を俯瞰視することが苦手です。
心理学では「ポジションチェンジ」と言って、自分の行動や考えを第3者の目線で考えるワークがあります。
例えばこれを婚活に当てはめてみましょう。
例1,Aさん(男性)の事例(あくまで例です。実際の事例とは異なります)
Aさんのプロフィールは下記のようだったとしましょう。
年齢:40代
身長:165㎝
体重:60㎏
学歴:高卒
年収:400~500万
容姿:普通
コミュニケーション能力:人並
このような条件で、何故かお見合いがなかなか決まらないと、本人は悩んでいます。
しかし、理由は単純なものでした。
女性からのお申し込みは自分の好みの容姿でなければほとんどOKを出さない、自分からもルックス優先でお申し込みをする。
これではお見合いがなかなか決まらないのも当然です。
たまに運よくお見合いが決まったとしても、お見合いの場でお相手のお眼鏡になかなかかなわず、お断りを受けてしまいます。
目立った異性としての魅力がないと、条件的に釣り合わないお相手には女性はなかなか交際希望を出さないからです。
そもそもお見合いをしたい女性像に問題があるケースです。
事例2、Bさん(女性)の事例(こちらもあくまで例です。実際の事例とは異なります)
Bさんのプロフィールは下記のようだったとしましょう。
年齢:40代
身長:160㎝
体重:60㎏
学歴:大卒
年収:300~400万
容姿:人並
コミュニケーション能力:人並
このような条件でなかなかお見合いが決まらないと、やはり本人は悩んでいます。
しかし、年収が人並の男性だと会話をしても話がつまらない、尊敬できない、また、自分と同年代の男性はおじさんに見えてしまうと本人は思っています。
高年収でそれなりの容姿、それでいて比較的若めの男性にお申し込みを入れますので、端から見ればお見合いが決まらないのも当たり前だろう、ということなのですが
たまに運良くお見合いが決まってもなかなか交際OKを出しません。
反対にBさんが交際OKなお相手からはお断りが来ます。
お互いの求める条件が乖離してかみ合わない分かりやすい事例ですね。
このように分かりやすく説明すれば、誰しもがそれもそうだろうと思うようなことを、当の本人は全く気が付いていないのが婚活が上手くいかない最大の理由なのです。
このような人たちには、諦めずに続けていればいずれ必ず、の理論は通用しません。
婚活難民から卒業するには
このように婚活が長期化している人たちが勝利を勝ち取るためにすべきことは、やはりとてもシンプルなものです。
早急に自分の求めるお相手像の見直しを図る
この一択になります。
「玉の輿婚」や「年下妻を娶る」人だっているじゃないか、と思われる方もいるとは思いますが、アラフフォー、アラフィフでそのような夢を実現できる可能性はいかほどでしょうか?
恐らく数%ほどではないかと思います。
そしてまた、結婚相談所やアプリでの婚活となると、その可能性はもっと下がると思います。
なぜなら婚活アプリや結婚相談所での出逢いは、条件ありきの出逢いだからです。
玉の輿婚や年下妻を娶った方たちは、大概は自然の出逢いから結婚に至った方達と思います。
「はじめは絶対に無いわぁと思ったけど、付き合っていくうちに何となく好きになった」とは、結婚相談所ではなりずらいですからね。
とある有名なカウンセラーさんが「顔なんて目と鼻と口がついていればそれで良い」と仰っていましたが、あながち間違いではないように思います。
その他の条件も同じです。
「あなたが本当に幸せになれる結婚にその条件は必要ですか?」
これを自分自身に問い、出た答えを拘りの条件としてお相手を探すことをお勧めします。
きっと世界が変わるのではないでしょうか?
本日も最後までお読み頂き、有難うございました。