こんにちは。

アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

 

本日は、再婚は婚活で不利になるのか?という話題についてお話したいと思います。

 

社会における再婚者の認識

 

ひと昔前までは、「結婚するなら若い方が良い」というのが常識でした。

特に女性は年齢を重ねると「行き遅れ」とか、「オールドミス」とか言われ、肩身の狭い思いをしたものです。

結婚相談所に入っても、条件面ではかなり不利となり、苦しい活動を迫られました。

そして再婚となると、更に条件面では不利となりました。

 

現在も「婚活をするなら1歳でも2歳でも若いうちに、と言う言葉はよく耳にしますが、現状はと言えば、日本の平均初婚年齢は年々高くなる傾向にあります。

2021年の平均初婚年齢は男性が「30.7歳」、女性が「29.1歳」となっています。

 

ここでもうひとつ、注目すべき点があります。

結婚したカップルの中で、初婚同士の割合が減り、双方再婚、どちらか再婚のカップルの割合が増加傾向にあるということです。

2019年に結婚したカップルのうち、初婚同時のカップルの割合は「73.6%」双方再婚、どちらか再婚のカップルの割合は「26.7%」です。

1965年では、初婚同士のカップルの割合は「81.2%」双方再婚、どちらか再婚のカップルの割合は「18.8%」でしたので、緩やかではありますが、増加傾向にあるのが分かります。

これは結婚相談所の会員比にも表れていて、現在は初婚の方だけではなく、再婚、再々婚の方も婚活をする方が増えてきています。

 

再婚の会員の特徴

 

アリヨンスは在籍している会員さんの年齢層が比較的高めの相談所です。

そのような訳で再婚、再々婚の方の割合も他の相談所と比べて高い方と言えるでしょう。

 

その会員さんの特徴としては、次のようなことが挙げられます。

まず、40代までの会員さんの場合、結婚生活はそんなに長くはなく、お子様がいらっしゃらない方が多いということです。

苦しい結婚生活から解放され、晴れて独身に戻り、再度パートナーを見つける為に入会されてきた方が多かったように思います。

これぐらいの年齢の方は、シングルに戻ってもまだ子供が小さいうちは結婚は考えない、と言う方も多いのではないかと思います。

 

次に50代以降の場合、40代とは逆にお子様がいる方が多いということが挙げられます。

お子様が成人されて、子育ての役目は終わり、そろそろ自分の幸せをもう一度考えるようになったという方が多かったように思います。

平均寿命が延び、人生100年時代が叫ばれる今、人生の終盤をどのように生きるか、を考えるようになったということなのでしょう。

 

再婚者の婚活の現状

 

子育てを終わった会員さんの婚活は、実はそんなに難しくはありません。

年齢的には厳しいように感じますが、50代ともなればお相手の異性にもやはり同じように離婚を経験された方が多く、若い方に比べ再婚者同士のお見合いが多く組めるからです。

再婚者同士は、お互いに過去の結婚生活からの反省や学びを持っていますので、一度フィーリングが合ってしまえば、後はトント拍子に進む方が多かったです。

お互いのかゆいところに手が届き、お相手が何を欲しているか、どうすれば上手くいくかを、肌で感じることができるのでしょう。

 

そして、再婚だけれどもお子様がいない方も、今は特に婚活でマイナスとなることは少ないように思います。

昔に比べ、再婚者に対するイメージがそんなに悪くない方が増えからでしょう。

逆に、再婚者の方は初婚の方よりもお相手に対する理解が深く、条件面であまり我儘を言わないというイメージを持って下さる方もいるようです。

 

苦戦するのはお子様がいて、そのお子様と同居されている方です。

お子様がまだ小さいうちならば良いのですが、小学校高学年や、思春期のお子様と同居されている方とのお見合は躊躇する方が多いのが実情です。

お相手が既に子育てを終えている場合は、「せっかく子育ての責任から解放されたばかりなのに、今度はお相手の子の子育てを手伝わないといけないのか。」と考えてしまいますし、子育ての経験が無い場合は、「物心がしっかりついた子供の子育ては大変に違いない。絶対苦労するあせる」と考えてしまうのです。

 

子持ち再婚を成功させるコツは!?

しかし、同居の子供がいるからといって自分の幸せを諦めてしまうのは、ちょっと待って欲しいのです。

アリヨンスでは同じような条件でも成婚された方が実際にいましたので、是非諦めずにトライして頂きたいです。

 

不利な婚活を成功に導くためには、いくつかのコツがあります。

・お相手の年齢や年収などの条件を出来る限り広く取ること。

・再婚者とのお見合は積極的に申し込み、ご縁を頂いた方には積極的にOK返事を出すこと。

・子育ての経験があるお相手は、理解を得られやすいので、積極的に申し込みを入れること。

 

不利な条件での婚活は、初めの目標を「お見合いを組むこと」に設定することから始めるのがコツです。

月に100件申し込んだとしても、受けてくれる方はほんの一握りです。

だからこそ、待つ姿勢では絶対に上手くいきません。

自分からも積極的に申し込みを入れ、断られて当然、受けてもらえたらラッキーくらいの心構えで臨むことが必要です。

どんな人にも神様はご縁を下さいます。

苦労の末に出逢えたお相手とは、心からの感謝の気持ちでお見合をしましょう。

 

まとめ

私は過去の記事でも何度もお伝えしていますが、条件がどんなに良くても上手くいかない方もいれば、不利な条件の中から成婚を掴み取る方もいます。

結局は、未来は貴方の心次第で決まる、ということです。

今、婚活を考えている方は、是非ポジティブに未来を描き、活動してください。

心から応援させて頂きますビックリマークビックリマーク