こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
結婚相談所で活動する際、皆さんが躓きやすいポイントが3つあります。
人は千差万別ですから一概にこうと言いきれる訳ではありませんが、だいたいここのところで躓くことが多いんだよなぁと私自身が会員サポートの経験から実感していることをこれからお話していきたいと思います。
そして、「どうせ指摘するならばその解決策も提示しろよ!」となるでしょうから、その解決策も併せてお伝えしていきいますね!
会員さんが活動でつまずくポイントは主に次の3点です。
1. お見合いが組めない
2. 交際が成立しない
3. 交際~成婚へと進まない
これから一つ一つ解説していきますね。
1.お見合いが組めない
何件もお申し込みをしているのに一向にお見合いが決まらない。
まさによく聞くお話です。
相談所によっては月にお申し込みを入れられる人数が20人、50人と決められていますので、全部使い切り、結局1件もお見合いが決まらなかった、というお話もよく耳にします。
そもそもお見合いが決まらないことには、成婚なんて夢のまた夢、どうすれば良いのとなりますよね
でも、お見合いが決まらないケースはこれだけではありません。
お相手からのお見合いのお申し込みは来ているにも関わらず、敢えて受けないから決まらない、というケースもあるのです。
一般にこのケースは男性に比べ、女性に多いのが特徴的です。
【解決策】
お見合いを申し込んでも申し込んでも決まらないのは主に次の2つの理由が考えられます。
1.お申し込みをいれる人数が少なすぎる
2.自分に釣り合わないお相手に申し込みを入れている
1.お申し込みをいれる人数が少なすぎる
このケースの場合はまだ自分の申し込み枠があるにも関わらず、使い切っていないのであれば使い切るまで申し込みを入れてみることです。
全部使い切ってもダメだという場合は、申し込み可能枠がもっと多い相談所に移籍することをお勧めします。
アリヨンスも含め、月に100件以上の枠を設けている相談所があるはずです。
2.自分に釣り合わないお相手に申し込みを入れている
このケースの場合は、自分の条件の枠を広げてみることをお勧めします。
男性ならば、プロフィール写真をあまり気にせず、申し込んでみることをお勧めします。
見た目に美しい女性は当然他の男性の目も引きますので、競争率が高くなります。
自身のプロフィールがそんなに悪くないのに決まらないのはなぜか?と聞かれることがありますが、理由は「あなたが悪い訳ではなく、人気のお相手に申し込みを入れすぎるから選んでもらえないのですよ。」となるわけです
女性ならば、自分が思っていたよりも少し年上の人にも申し込みを入れてみるのが良いと思います。
男性は年下女性からのお申し込みは比較的受けてくれる確率が高いです。
あとは年収などの条件も少し緩めてみても良いかもしれませんね。
また、お相手からのお申し込みが来ているにも関わらず受けないために、お見合いが組めない理由は主にこれに尽きます。
「プロフィールの条件に拘り過ぎている
プロフィールは確かにその人を表す大事なものではありますが、その人の人格や、自分とのフィーリングの良し悪しはプロフィールだけでは判断ができません。
会って確かめてみないことには分からないものになりますし、そのフィーリングの良し悪しこそが後々交際に進んだ時に大事になってくるものでもあります。
だからこそ、「ここがダメ」「あそこがダメ」と言っている暇があったら、まずは会ってみることをお勧めします
2.交際が成立しない
せっかくお見合いが組めても、交際になかなか繋がらず、会員さんが落ち込んでしまうケースがあります。
何度も交際不成立の画面を見るたびに、なんだか自分にダメ出しをされているような、自分に価値が無いように思えてしまう方もいるかもしれませんね。
【解決策】
交際が成立しない理由は主に次の2点が考えられます。
1.傾聴力が足りない、もしくは口ベタ過ぎる
2.異性の気持ちを読めない
1.傾聴力が足りない、もしくは口ベタ過ぎる
このケースの場合は、沈黙を嫌うあまり、自分が一方的に話してしまう、もしくは口ベタ過ぎて話が盛り上がらないケースに更に2分されます。
自分の方から話す場合、お相手が好きな話題なら良いのですが、そうでない場合、お相手が全く興味がなかった場合は最悪です。
「つまらない話を長々と1時間近く聞かされた。」とお見合いの振り返りで書かれてしまう事態となります。
このような場合は大概こちらの会員さんからは「楽しいお見合いだった」と振り返りが入ってきます。
お相手が傾聴力が高いと、ついつい自分の話したいことを思う存分話したくなってしまいますよね。
でも待って
今はお見合いの場であることを忘れてはいけません。
お相手もあなたに気を使って傾聴しているのです。
自分の話はキリの良いところで切り上げ、お相手にも話題を振ってあげましょう。
また、口ベタ過ぎて会話が苦手な場合、お相手からの質問に「はい」「いいえ」だけで返すことをまずはやめてみましょう。
どんなに稚拙でも、必ず自分の気持ちを添えて回答を与えてあげることをお勧めします。
「内気な人だけど一生懸命頑張ってるな」と、お相手に感じてもらえればそれで良いのです。
質問するのが苦手という方は、事前にお相手に質問することを決めておかれると良いでしょう。
質問はプロフィールの内容からで全然かまいません。
それだけで「自分のプロフィールをきちんと読んでくれているな」ということがお相手に伝わります。
2.異性の気持ちを読めない
「お茶代のお会計の際にお礼の言葉が無かった。」
「時間ギリギリに待ち合わせ場所に到着し、席がなくお見合い場所を探してさまよった」
「長時間話し込んでお茶がすっかっり無くなっているのに、お代わりの提案をしてくれなかった」
「プライバシーに関わることを聞かれた」
上記の内容はお見合い後のお断りの理由でよく聞かれるものです。
「自分の行動を異性はどのように見ているのか?」を理解していれば、どれも防げることと思います。
自分が相手からされたら嫌だな、と思うことはもちろんしてはいけません。
自分が相手から聞かれたら答えずらいことも聞いてはいけません。
また、男性ならば女性をエスコートする気持ちを忘れてはいけません。
お席の予約が取れない場所ではあらかじめ早めに到着し、お席の確保をして待つくらいの姿勢が大事と思います。
時にはお相手にケーキセットなどを勧めてくれたり、お代わりを勧めてくれる男性がいると聞きますが、これは女性から見れば「気遣いができる人」と、大きなポイントになります。
女性ならば男性のエスコートに最高の笑顔を乗せて感謝の言葉を差し上げる行動が大事になります。
女性の笑顔は何物にも勝る宝なのです。
また、男性の話をリアクションを含めて楽しく聞く姿勢がある女性は男性から見て、「魅力的な子だな」と映り、ポイントが高いです。
うなずきの仕草や、笑顔の練習を普段からしておかれると良いでしょう
3. 交際~成婚へと進まない
「交際から関係性がなかなか発展しない」
「すぐに交際終了となってしまう」
「同じようなデートを重ねてしまう」
上記のような会員さんのお悩みはカウンセラーならば誰もが経験しているお話です。
【解決策】
何故なかなか交際が進展しないのか?理由は主に次の4点になります。
1.交際経験が少なすぎてどのように交際を進めていいのか分からない
2.これといった個性、決め手がない
3.お相手の気持ちを待てない
4.優柔不断過ぎて決められない
1.交際経験が少なすぎてどのように交際を進めていいのか分からない
ファーストコールから始まり、LINEやSNSでの連絡の頻度や内容、いつ敬語を外していいのか、このようなことが全く分からない会員さんが中にはいます。
都度都度聞いてくれれば良いのですが、会員さんからの発信が全くなく、カウンセラーが気づいたら2ヶ月もずっとお相手と敬語でしゃべっていた、LINEの内容も「承知しました」、みたいな感じで超硬かったなんてことがあります。
いつまでも他人行儀では交際は深まりません。
私は過去の経験から、今では心配な会員さんにはちょくちょく確認を入れるようにしています。
皆さんもせっかく担当のカウンセラーさんがついているのですから、分からないことはドンドン質問し、解決していく姿勢が大事です。
そしてこういう恋愛経験の浅い方ほど、結婚相談所のサポートは向いています。
自分は最高の条件で活動できているのだと自信を持って、ドンドン情報を吸収し、成長していっていただきたいです
2.これといった個性、決め手がない
「なんとなくデートをしているけれど、段々マンネリ化してきた」
「お相手にこれといった魅力を感じない」
このようなケースも交際をしていればあるあるのケースと思います。
正直3回デートをして、お相手に「良い人」以上の感情を抱けなければ、その時点で区切りをつけ、新しい出逢いを探すことをお勧めします。
「付き合っているうちに好きになるかも?」の確立に賭けるよりは、「なんだかこの人良いな」と感じられる人に巡り合うまでお見合いをした方が早いことが多いです。
何回かお見合いをしているうちに、「なんだかこの人波長が合うな」という方と出会えるはずです。
また、既に数多くのお見合いをしているにも関わらず、良い方がいないと感じているのであれば。あなたは人を好きになりずらい人なのかもしれませんね。
そのような場合は、あなたを好きになってくれてあなたを大事にしてくれる異性、それでいて一緒にいて楽だと感じる異性を見つけることをお勧めします。
そして、いずれのケースでも良い異性を見付けたら「他にもっと良い異性がいるかも!?」と欲をかかず、そのお相手を成婚相手として決めることをお勧めします。
欲をかいて、失敗したと後から後悔した会員さんはいても、良い結果に終わった会員さんは見たことがありません。
それだけそのようなお相手と巡り合える確率は低いのです。
3.お相手の気持ちを待てない
これはほぼ男性に多い事例と言えるでしょう。
自分の「好き」が溢れかえってしまい、女性の気持ちが育つのを待てない会員さんがいます。
当然、交際は上手くいきません。
気持ちの押し付けは自己満足であり、自分都合に他なりません。
本来の愛はお相手の幸せを願うことであることを忘れてはいけません。
お相手が大好きなのであれば、お相手がどうすれば喜ぶかを考え、お相手の気持ちを大事に考えることが後々の幸せの鍵になります。
「待つ」という忍耐をまずは覚えましょう。
4.優柔不断過ぎて決められない
これは恋愛感情を持ちずらい人に多く見られます。
3ヶ月の交際期間では決められず、6ヶ月まるまる交際をしても決められなかった、という会員さんを私は何人か見てきました。
理由は様々ですが、「結婚したいと思って婚活していたけれど、いざお相手が現れると今の生活が捨て難く感じてしまった」というケースもあるようでした。
それはつまり、潜在意識では結婚したいと思っていなかったということになります。
若しくは自分を守る力が強すぎて先に進めない可能性もあります。
お相手がそのような人だと感じたのであれば、その方ではない人との未来を考えた方が良いでしょう。
自分の気持ちは変えられても、人の気持ちを変えることはできないからです。
自由恋愛であれば最悪のケースとなり得ますが、幸いにもあなたは今婚活をしているのですから、他にもドンドンお相手を見つけていけば良いのです。
また、自分が決められないのであれば、「何が自分の心にストップをかけているのか?」自問自答することをお勧めします。
その鍵を解き明かさないことには、他の方と交際をしても結果は同じになってしまいます。
婚活は時に自分の本当の心と向き合うことを求められる活動とも言えます。
最後に・・・
いかがでしたか?
今回はちょっと長くなってしまいましたが、私が交際のサポートをしていて実際に感じたことを交えてお話させて頂きました。
皆さんの婚活のお役に立てれば幸いです。