人生は統計的には、男性なら約80年、女性なら約85年、というように意外と長いものです。大体の人は40歳より若く結婚をしますので、実は結婚をしてからの人生のほうが長い人がほとんどです。ですので、結婚相手との相性はとても大事といえるでしょう。そして相性のいい相手は必ずしも好みのタイプとは限りません。

ある知人の話です。若いころの彼女は活発でリーダー的なタイプ、いわゆる「俺についてこい!」的な男性に魅かれました。彼女が結婚したのはまさにそんなタイプの男性でした。クッキリとした顔立ちで、さっぱりとして竹を割ったような性格、またエリートで年収も高く、結婚相手としては申し分ないと思い結婚したのです。

ただ、おおらかなのはいいことなのですが、時間にルーズなところがあり、この点ではよく喧嘩をしました。また、何事も自分で決めて行動するタイプなので、素直に従う女性だったら上手くいったのでしょうが、やはり自分で決めて行動したい彼女とはこの点でもよくぶつかりました。なにせ、行動パターンから趣味、食べ物の好みまで正反対だったのですから、それも致し方ないこと。結果的には破局を迎えたのでした。

人としては優しくて素敵な男性だったと言いますが、彼女とは相性が合わなかったのでしょう。そのせいか、次に好きになった人は、元夫とは正反対で、女性を引っ張っていくような強さはありませんが、柔和で一緒にいると心から安らげるような男性でした。私から見てもまるで正反対の人を選んだのだなぁ、という感じでした。

結婚するならどんな人?とネットで検索すると実にさまざまな記事が出てきますが、夫婦になった後も長続きする秘訣としては、夫婦共通の価値観が3点ほど必要と思います。

1、食べ物の好み

やはり美味しいと感じるものが全く別では、一緒に食事に行くにしても難しい。同じものを食べて「美味しいね」と言い合えるのはとても大事です。

2、金銭感覚

これも互いの感覚が違いすぎると喧嘩の元です。洋服を買うにしても、スーパーの特売で構わない人から見れば、何万もする洋服を買うのは無駄遣いと思うでしょうし、家具や生活雑貨、はては月何万貯金をするかなんてことも、価値観のずれはすれ違いの元です。

3、思考習慣

たとえば同じテレビ番組を見て、笑いのツボが同じだったり、たとえば同じ景色を見て同じように美しいと感じたり、コミュニケーションの取り方から人との付き合いかたまで、同じような価値観の人は一緒にいてとても居心地が良いものです。これは長い時間を共にする相手には必要不可欠と思います。

以上のような結果から、結婚するならどんな人?と聞かれたら、共通の価値感を持った人、少なくとも上記の3つのポイントを押さえた人ということが言えると思います。そしてこれは、男女に共通しています。