マリッジコーディネーターとしてまだまだ新米の私は、いかにお問い合わせや、面談にお越しいただいた方たちに、結婚相談所の良さを伝えることができるか、と日々勉強に励んでいます。
今回は結婚に関するデータでとても興味深いものがあったので、そのことについて、書きたいと思います。

 

世の中の人々はだいたい男女が結婚したというと、普通に恋愛結婚を連想します。
以前のブログでも紹介しましたが、今の世の中、お見合いで結婚する人なんてそうそういませんからね。
じつはそれを証明するデータも存在し、お見合い結婚は1960年代をピークに年々減少し、2010年頃には全体の5~6%程まで落ちこんでいます。

 

それに比べて、恋愛結婚はどうか、というと1970年代までは右肩上がりに増加していきますが、その後は横ばいです。
実はここに大きな問題が潜んでいます。

 

つまり、お見合い結婚をする人が減り、恋愛結婚をする人が横ばいということは、当然結婚カップル全体の数は減少傾向にあるということです。
要するにお見合い結婚の減少が未婚率の増加の大きな要因となっているのです。

 

それを更に深堀りすると、昔も現代も自力でお相手を見つけ、結婚できる人は限られているということになります。
皆さんの周りの方たちを見渡していただければなるほど、と思われるかも知れませんが、誰から見ても魅力的でコミュニケーション力に優れた男女は、色々事情のある方はいるにしても、だいたいは結婚されていると思います。

それでも昔は、ご近所におせっかいな世話焼きおばさんがいて、自力でなかなかお相手を見つけられない人には、それなりにお相手があてがわれたものです。
今でも友人や知り合いからの紹介で結ばれる方たちもいらっしゃいますが、それもせいぜい20代後半くらいまで、周りが結婚し始めると徐々にそれも減ってきます。
世話焼きおばさんがいなくなり、周りからの紹介もこなくなってしまった30代過ぎの恋愛ベタな人たちは、結婚から遠ざかってしまうという現象が顕著になってしまっているのです。

 

では、そんな恋愛ベタな人たちにはもう救いの手段はないのでしょうか?

いいえ、あります。
かつてのおせっかいおばさんに代わるものが結婚情報サービス、結婚相談所です。
実際、結婚したカップルに今のお相手とどこで出会ったかを尋ねると、合コンや紹介にまざって結婚情報サービス、結婚相談所を挙げる割合が高くなってきています。

少子化対策が叫ばれる今、私たちの役割は大きくなってきていると感じます。