こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

2021年の上期、下期、2022年の上期に続き、この度めでたく2022年下期のIBJ AWARDを受賞しました。
今回で4期連続の受賞となります。

会員1名から始まったアリヨンスが、ここまで来れましたのもアリヨンスを応援して下さる皆さまのお陰です。
 本当に有難うございますキラキラキラキラ
心から感謝申しげますキラキラキラキラ

今回の受賞に伴い、私がアリヨンスを通して結婚紹介サービスにこれから求めるものを共有させて頂きます。

アリヨンスが所属するIBJは、目標として
「結婚相談所」の認知度を高め、1組でも多くの結婚カップルを創出していくこと、を掲げています。

それに伴い今の結婚、子育てに関する日本の現状をお伝えします。
次の表を見てみましょう。

 


配偶者・恋人がいない割合は、20代男性の65.8パーセント、女性の51.4パーセントとなっています。
40代でも男性の28.4パーセント、女性の22.1パーセントが配偶者も恋人もいないという現実があります。

それに伴い、男女の生涯未婚率も右肩上がりとなっていて、2020年には男性の25.7パーセント、女性の16.4パーセントが独身のまま生涯を終えています。

これらのデータを見た限りでは、日本が少子高齢化が進むのも至極当然の様な気がしますよね。

しかし一方、結婚したカップルが何人の子供を産むか?という「完結出生率」は1972年は2.20パーセント、2021年は1.90パーセント、と50年前とさほど変わっていません。
結婚したカップルは今も約2人の子供を産み育てているのです。

それならば、結婚カップルを増やせば、自然と出生数も増えていくのでは無いか?という事になりますよね。

また、次の表からも見て取れるように、日本はアメリカやヨーロッパの諸外国と比べ婚外子の割合が極端に低いことも、少子化を加速させる原因となっています。

 


子供の福祉が進む国では、結婚しなくても子供を産み育てていく基盤がしっかりとあるのが、この様な国による格差が生まれる原因となっているのでしょう。

日本でも2015年には「結婚、妊娠・出産、子育て、教育、仕事」と段階に応じた支援を宣言していますが、それが上手くいっているかどうかは甚だ疑問です。

確かに結婚カップルを増やすことも後々の日本の未来にとって、とても重要な事と思います。
しかし生き方の自由化が進む今、「結婚」という選択を必ずしも望まない男女がいることにも目を背けてはいけないと私は思います。
「結婚」をしなくても恋愛もしたいし子供も欲しい、そんな男女を生きやすくするための法整備も必要なのではないか?と思うのです。

婚外子であっても他の子供たちと大差なく伸び伸びと子供を育てられる環境作り、婚姻関係に拘らなくとも相続や各種手続きで困らない法整備がこれからは必要になってくるでしょう。
それに伴い、結婚相談所における「結婚」の定義にも見直しが求められるようになってくるのではないでしょうか?

アリヨンスはアラフィフに特化した相談所として立ち上げた訳ではありませんが、結果アラフィフの在籍率が非常に高い相談所となりました。
アラフィフの会員さんのサポートを通して、私が感じた事があります。
子供さんとの関係や、仕事の事情、色々な事が原因となり、「結婚」という選択にとても勇気がいるのがアラフィフの婚活です。
色々な事情があってもお相手を見つけやすい環境があると良いのに、とついつい思ってしまう事が度々ありました。

もしかして今後は、お互いが内縁関係の契約を交わす等、現在では思いもつかないような発想が出てくるかもしれませんね。

これからの結婚相談所の意義はとても大きいと思います。
結婚相談所がより様々な考え方を受け入れ、より良い方向に変化していくのが望ましいと私は思いました。