こんにちは。

アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

 

本日は、本当に幸せになるために必要な事とは何か、についてお話したいと思います。

 

アリヨンスに入会してくる会員さんや、婚活されている知人や友人を見て思う事があります。

皆さん、条件通りの人と結婚すれば幸せが叶うと思っている、というところです。

 

活動中などに、交際中のお相手の相談などを受けた時に

「結婚されてからの方が、悩みは大きいこともありますよ。

それをひとつひとつ解決しながら折り合いをつけていくのが夫婦というものです。」

と諭しても、どうもいまひとつピンときていないように感じられるのです。

 

実は独身時代の私もその一人で、好きな人と結婚して経済的に安定すれば、幸せになれると心の底から信じていました。

しかし、実際は最初の主人とは22年に渡る結婚生活の末に離婚し、今に至ります。

 

離婚しようかどうか悩んでいる時も、周りの友人たちからは、

「離婚したら大変だよ。

やっぱりお金がないと苦労するのよ。

お互い年をとれば関係性も変わってくるでしょう。

今のうちは我慢した方が絶対いいよ。照れ

と諭され、何度も思い留まりましたが、結局我慢できませんでした。

 

離婚したことを今は全く後悔はしていません。

確かにお金の面では苦労しましたが、精神面では解放されました。

今、T君と子供たちとの生活が、私には安泰で幸せです。

 

元夫は、プロフィール的には最高の条件でした。

公務員の特別職で、若くして昇進し、出世頭でした。

しかしその分仕事はハードで、泊りも多く、子育てはほとんどワンオペでした。

初めて子供を出産した時も、里帰り出産をして帰ってきた時、主人は運悪くアキレス腱を切って松葉づえをついていました。

産まれたばかりの子供の世話と、傷病休暇中の旦那の世話とで疲れ果てました。

 

そんな折運悪く、引っ越しも決まっていて、子供の世話と夫の世話と、引っ越しの準備と・・・・

長女を出産して半年もすると、健康だった私が何度も熱を出すようになりました。

 

熱を出して体調が悪くても、私の実家は遠方で子供を預けるわけにもいきません。

そんな時に限って夫は24時間勤務の当番です。

近くに住む主人の実家を頼りましたが、

「泣かれても困るし・・・」

と断られ、とても辛かったのを今でも覚えています。

 

夫は子供の幼稚園の行事や、入、卒園時にも当番勤務が入っていれば休むことはありませんでした。

周りが家族連れで運動会を見にきていても、私は一人でした。

夫は自分が休みの日でも、他の旦那さんのように朝早くに起きて、運動会の場所取りをしたりはしませんでした。

私は朝4時に起きて、みんなのお弁当を作り、長女と次女をママチャリに乗せて幼稚園に連れていくのです。

夫は後から悠々と現れます。

 

夫からされた色々な事が私の中で段々と積み重なり、重い雲のように私の中を蝕むようになりました。

次女が2,3歳の頃には、当番明けの日でも、帰りが夕方になるようになりました。

24時間勤務が30時間勤務になり、ずいぶん酷な仕事だな、と思っていたのですが、

急な用事で、携帯も出ない夫の職場に電話を架けたら、職場の人に

「ご主人は、今日は当番明けで帰られましたよ。」

と気の毒そうに言われても、怒りというようは、やっぱりだよな、という感情しか私の中には芽生えませんでした。

 

お金の面や世間体では、恵まれた家庭かも知れませんが、私の心の中はいつも隙間風が吹いていました。

 

その後Tくんと出逢い、私が通っているお寺で、Tくんや子供たちの事を鑑定してもらったことがありました。

血の繋がっていない家族が初めから上手くいっていたわけではないのです。

どんな結果が出るか心配していた私に降ってきた言葉は思いもかけないものでした。

「昔のあなたは家の構えは大きくて立派だけれども暗くて寒い所にいました。

しかし今のあなたは、小さな家かも知れないけれど、暖かな明かりの灯った中にいますよ。」

思わず涙が溢れて来たのを今でも鮮明に覚えています。

 

人の幸せは、結婚相手のプロフィールでも、お金でも買えないのです。

本当の幸せは、心の底から一緒にいて満たされるお相手と出逢えた時に、感じられるものです。

 

本日は、恥ずかしながら私の過去の失敗談を書かせて頂きました。

しかし、この失敗は私に大きな学びを与えてくれました。

 

今婚活されている皆さん、貴方の本当の幸せはなんですかはてなマーク

人の性格は千差万別ですから、答えはきっと色々です。

しかし、結婚相手は、あなたが幸せになるために必要なことを一緒に作っていける人を選んでくださいね。

条件面で目がくらむことのないよう、しっかりと見極めて下さいね。