こんにちは。
アリヨンスのマリッジコーディネーター みかです
「自分が何を求めているのか分からない」
人生には、そのような節目が何度か訪れると思います。
私だって今偉そうにマリッジコーディネーターなんて名乗っていますが、こうなるまでには様々な悩みや苦悩がありました。
きっと、人生思うがままに生きている人の方が稀なのではないか?と思います。
最近アリヨンスにお問い合わせを頂く方との面談で、よく話題に上ることがあります。
それは、
「今まで婚活をしてきたけれど、自分に合う人はいないのではないか?と思うんです」
というような内容です。
主に女性からこのようなお話を聞くことが多いと思います。
そこから深堀りしてよくよくお話を聞くと、今までの婚活で思うような結果が出ず、自分の理想のお相手を見つけること自体が難しいのでは?
↓
このまま婚活を続けていっていいの?
こんな感じで思考が展開していくようなのです。
そしてその質問の裏には自分の未来に対する恐怖があり、その恐怖から逃れるための一発逆転の一言を期待しているとも言えます。
まず、言わせてもらいます。
私たちカウンセラーは会員さんの人生を決めることはできません。
私たちが提供するのは、会員さんが望む未来を引き寄せるためのサポートです。
会員さんが望む未来は、他の誰でもない、会員さん自身が自分で決めていかなければならないのです。
婚活だけではありません。
仕事でも、恋愛でも、人は自分の決めた結果に責任を取らなければならないのです。
しかし、そうはいってもそのような心境になる時も、時にはあると思います。
その場合は、どうすれば良いのでしょうか?
ステップ1
自分の中の恐怖心と向き合う
自分の中に存在する不安の正体は何か?をまずはハッキリさせる必要があります。
例えば、自分に合う人がいないと思う
↓
どうしてそう思うのか?
↓
良い人はもう結婚している。今、残っている人の中に良い人はそんなに残っていないはず。
↓
このまま婚活を続けていっても上手くいかないのでは?というのがそもそもの不安なのだと気づく。
ステップ2
自分の本来の目標を再設定する
例えば、そもそもどんな人を探していたっけ?今までの婚活の問題点はなんだったけ?を再認識
↓
容姿は厳しく見てしまう、年収はそんなにこだわらない。
だから敢えて自分の好みの容姿のお相手に積極的にアプローチしてきた。
中にはそこから交際に発展した人もいたけど、ほとんどが続かなかった。
続かなかった理由は何だろう?
↓
そもそも仕事が忙しくてデートの時間が取れないし、電話が苦手で、デートの間隔が空いてしまっていたっけ・・・
↓
では、どうしたら交際が続くか、ますは考えてみよう
苦手な電話をまずは頑張ってみよう。
会えない時はオンラインデートにも挑戦してみよう
★★★注意★★★
ここで、自分の中でできない理由を敢えてあげつらうのは止めてください。
上記の例であれば、電話は苦手だから、という理由でこの選択肢を選ばないのであれば、必ず自分で代替え案を見つけてください。
それができない人は、ここから先には進めませんので・・・
ステップ3
自分が設定した目標と行動を、何も考えずにひたすらコツコツまずはやってみる。
上手くいかない場合は、改めて問題点探しから始め、行動の修正をやっていきます。
トライ&エラーを繰り返していくうちに、きっと気づいてくることもあると思います。
本当は自分がかなり狭き門を狙っていたとか
本当は自分が傷つきたくないから問題点を直視することを避けていたとか
本当は自分が努力するよりもお相手だけに色々な要求をつけていたとか
恐らくきっと、自分自身も変わらないとならないのでは?と現実に目が行くようになると思うのです。
自分自身の中に潜む問題点は、自分自身が気づいて納得しないと、変えることは難しいです。
他人にそこを指摘されても、人間本来の防衛本能が働いて「何故自分はこんなに頑張っているのに、そんなことを言うのだろう」という反発心の方が強く働いてしまうと思います。
私たちカウンセラーの役目は、そのように悩み葛藤する会員さんを支えることで、その人の欠点を指摘したりあげつらうことではありません。
なのでそっと会員さんのそばに寄り添い、その方が覚醒するのを待ちます。
勿論ただただ見ている訳ではなく、一般的なこと、自分の体験から学んだことを、アドバイスとして伝えることは致します。
ただそれを実践するかどうかは、私たちが決めることではなく、会員さん自身に他なりません。
だって・・・会員さんの人生は会員さんのものであって、会員さんの価値観と私たちカウンセラーの価値観は違って当たり前だからです。
人の価値観は千差万別、どれもが正解で間違いなんてないのです。
長くなってしまいましたので、まとめます。
人生の中、活動の中で「自分は何を求めているんだろう?」と思うようになったなら、まずは原点に立ち返ってみましょう。
何故自分はこうしているんだろう?
本当に手に入れたい未来は何だっけ?
今活動していることを止めてしまったらどうなる?
そしてステップ1から勇気を出して進んでみましょう。
もしかしたら自分の目標達成を阻んでいるのは、自分自身かもしれません。
これは実際に会員さんのサポートをしていて、この人は先に進むのが怖いのだな、と感じることが多々あることから敢えて伝えさせて頂きます。
人の深層心理は変わることにとてつもないストレスを感じ、ともすれば現状維持を選択するように働きかけます。
だからこそ、現状から脱する答えを本当はうすうす勘づいていたとしても、自分にはなすすべはないのだと、結論付けてしまうのです。
現実は自分の何かを変えたり、行動を起こさなければ変わりません。
さぁ、勇気を出して自分の手で未来を手繰り寄せてください。
ここまで読んで下さった皆さんの未来は、きっと明るく変わっていくはずです