自社会員:女性 60代前半 お相手:男性60代前半

 

活動期間:19ヶ月

 

やっと季節が秋めいてきた10月、アリヨンスでまた素敵なご成婚が生まれました。

今まで沢山の会員さんのご成婚を見送ってきましたが、今回はご成婚にたどり着くまで様々な紆余曲折があり、最後までドキドキハラハラで、私にとっては忘れられないご成婚となりました。

 

Iさんがアリヨンスにお問い合わせを下さったのは、1年半前の春先のことでした。

アリヨンスのYouTubeを見て下さったとのことで(最近は全く更新しておらず、済みませんあせる)、遠く離れた四国からお問い合せを下さいました。

 

Iさんは他社での婚活経験をお持ちでした。

40代後半から婚活をされていたとのことで、かれこれ10年ほど婚活をされているとのことでした。

 

「先生、50代、60代の男性はやっぱり若い女性を選びたいのでしょうか?お願い

「私の年齢でも大丈夫でしょうか?」

初めてお電話でお話をさせて頂いた時、質問の内容からIさんはご自身の年齢のことをとても気にされていることが感じ取れました。

「そのような男性も中にはいらっしゃいますが、大体の男性はご自身と年の近い女性を選ばれますよニコニコ

と何度もお答えしましたが、Iさんの不安はぬぐいきれないようでした。

 

しかし、結婚相手を見つけたいというIさんの想いはとても強く、アリヨンスでの活動を決断するまでそんなにお時間はかかりませんでした。

オンラインで入会面談、手続きを取り、Iさんはアリヨンスに入会されました。

こうして、Iさんのアリヨンスでの活動が始まりました。

 

もともと笑顔が可愛らしく、年齢よりも若く見えるIさん、それなりに沢山の男性からのお見合いのお申し込みを頂くことができました。

Iさんもまた、頂いたご縁は素直に受けてくださったので、お見合いは沢山組むことが出来ました。

 

Iさんの良い所は男性に対する選り好みが少なく、お見合いのOK返事も沢山出して下さるし、お見合い後もほとんど交際希望を出して下さるところでした。

男性からのお見合いの受けも良く、大体の男性と交際まで進むことが出来ました。

 

Iさんの課題は交際に進んでから、先に進展することがなかなかできないところにありました。

交際に進んだ男性がほとんど遠距離というハンディがあり、マメにデートをすることが出来なかったのです。

そのため、IBJのお見合いから3ヶ月でご成婚というスピード感が、Iさんにとってはとても高いハードルに感じられたようでした。

交際状況の確認で、お相手に対するお気持ちをお聞きしてもいつも答えは

「知り合ってからまだそんなにお会いしていないので、分かりません」

というものでしたあせる

 

活動を始めて1年が経った頃、そんなIさんにもようやく運命の女神が微笑んでくれました。

四国から遠く離れた長野に住んでいたMさんが、赤い糸で結ばれた運命のお相手でした。

Mさんは、そのころ一つ年を取り、60代になられたIさんとちょうど同い年の男性でした。

 

お見合いをしてすぐに、MさんはIさんの素直な性格に惹かれていったようでした。

Mさんのお仲人さんから頂いたデートの報告内容には、将来の結婚相手としてIさんを真っすぐに見つめるMさんの心情が綴られていました。

遠距離交際ということもあり、デートは大体月に一度のペースで、お互いに行き気をしながらお二人は交際を深めていきました。

 

月の面談でデートの内容をお聞きすると、京都や東京などの色々な観光地に行かれたり、毎回のデートを楽しんでいるようではありましたが、先に進むかどうかについては

「まだあまりお会いしていないので分かりません」

といつもの回答が返ってきました。

そう、Iさんの課題はこの「先に進むことを決めるのが怖い」というものだったのです。

 

Mさんには大変申し訳なかったのですが、交際期限のギリギリまでお待ち頂き、少しずつIさんは結婚に向けてのお気持ちを育てていきました。

そんなIさんのことをMさんは本当に辛抱強く待って下さいました。

 

「Iさんは今まできっと結婚するタイミングを何度か逃してきているはずです。

決めるというのは、本当に勇気がいることです。

しかし世の中には100%理想通りのお相手なんて存在しません。

そんな中で皆さん、結婚相手をこの人と決めてご成婚していかれるのです。

デートは毎回楽しく、お電話もマメにくださるし、何よりMさんはIさんのことをとてもお好きなようです。

今回こそは決断をしましょう。

今回こそはご成婚でご卒業して頂きたいのです。」

私の熱い思いに、とうとうIさんは人生初の決断をしてくださいました。

 

その後も最後の最後のご成婚の時期まで、本当に色々な紆余曲折がありましたが、Iさんは遠く離れた長野にお嫁にいくことを決め、ご成婚していかれました。

 

「何かあったら、またご相談させてください。

いろいろお世話していただいて、有難うございます。

とても、感謝しています照れ

 

 

最後にIさんからこのようなLINEを頂いた時、私も色々な思いがよぎり、思わずほろりとしてしまいましたドキドキ

Iさんとは対面でお会いしたことが、実は一度もありません。

折を見て、近くまでお越しいただけるとのことで、その際には是非お祝い会をしましょうとお約束を頂いています。

今からお会いするのがとても楽しみです照れ

 

Iさん、Mさん、ご成婚おめでとうございます乙女のトキメキ

どうぞ末永く仲良くお過ごしくださいね飛び出すハート