こんにちは。

アリヨンスのマリッジコーディネーター みかちょうちょですおねがい

 

本日はちょっとシビアな問題、婚活における別財布問題についてお話ししたいと思います。

 

意外と切り出しづらいお金の問題

 

これはアリヨンスで活動中の会員さんからよく聞くお話しになります。(あくまで一例として書いています。実際の事例とは異なります)

お願い「みかさん、昨日○○さんとデートをしてきたんですけど、ちょっとひっかかったことがあって・・・

○○さんは結婚後は別財布を作って家計を管理したいって言うんです。

別に共働きは嫌ではないですけど、○○さん実家暮らしだし、このまま成婚したとすると家事は全部私ってことになるんじゃないかと不安ですあせる

それで別財布で生活費も折半って私に利がないように感じますあせる

 

うーん「みかさん、△△さんですが、結婚後はいずれ今の仕事を辞めて、パートタイムの働き方にしたいって言ってるんです。

子供を産むとなるとそういう選択肢もあるとは思うのですが、できれば子供を授かるまではフルタイムで働いて欲しいと考えています。今のうちから貯金もしておきたいし。

みかさんはどう思われますか?」

 

お金の話は婚活では事前に意見のすり合わせが必須の項目であり、結婚後の幸福感を左右するとても大事な問題でもあります。

しかしながら、上記の例でもご紹介しているように、なかなか本音を切り出しずらい問題でもあるのです。

 

ついこの間も成婚間近の会員さんが、結婚後の家計管理のことで男性から家賃折半を提案され、不安になるという事例が発生しました。

私の方から先方相談所に確認したところ、男性側はあくまで例として提案しただけて、生活費そのものは所得の多い自分の方が多めに出すことは納得しているということが分かり、会員さんと一緒に胸をなでおろしたのでした。

 

まぁ、それだけセンシティブな問題であるということがお分かりいただけたと思います。

 

別財布での理想的な家計管理とは?

 

私がまだ若かった頃は、結婚するとほとんどの女性が寿退社をし、女性は主婦になる時代でもありました。

俗にいう永久就職っていうやつです爆  笑

何を隠そうかくいう私も、結婚後はすぐに勤めていた会社を辞めました。

 

しかし令和の時代は男女平等、共働きが当たり前、家計も夫婦折半が当たり前な風潮になってきているようです。

今の時代は男性の給与だけで生計を立てるのは厳しいので、夫婦が納得していればそれが良いのだろうと私も思います。

しかし、別財布を決める時に忘れてはいけない問題があります。

 

それは何か・・・

家計と一緒に家事分担も考える、ということです。

実家暮らしで一人暮らしを経験したことが無い男性の中には家事能力が極端に低い方がいます。

そのような男性に、事前に家事の練習をするようアドバイスをしても

「教えてくれれば覚えますよ。大丈夫でしょニコ

みたいにのんきに構えていたりします。

しかしこれは女性から見れば大問題です。

 

洗濯機の操作の仕方から洗濯物のたたみ方、掃除の仕方、お米の炊き方、一から十まで手取り足取り教えるのってとても大変なことなのです。

一人暮らしを経験し、ある程度は家事ができる男性に人気が集まるのはそう考えれば当たり前のお話しになります。

 

男性はのんきに

「結婚後は共働きを望み、子供も希望する」

と理想の条件を言いますが、女性は

「共働きを希望されるなら家事育児の負担は必然的に女性に偏るので子供は欲しくない。

子供を産むならフルタイムではなく短時間のパートタイムの働き方を希望する」

とけん制します。

 

私も女性ですので、世の婚活中の女性の考えには大いに賛同します。

実際にフルタイムで働くことが女性にとってどれほど負担になるのかを経験しているからです。

そんな私を見て育った娘たちも、

「結婚はしたいけど、子供は欲しくない。」

と言います。

今はそういう時代なのだと思います。

 

これらのことを考えれば、別財布での理想的な家計管理とは何か?と言われれば、家計が男女平等なのであれば、家事分担も男女平等でなければならないということです。

家事も育児も平等にすることが難しいのであれば、家事分担分を労働対価として考えて、役割分担をすれば良いと思います。

男性の方が帰宅が遅く、家事は女性が担うことが多いのであれば、男性の方がその分多く生活費を負担する、といった具合に考えれば良いのです。

これこそが真の意味での男女平等と思いますが、皆さんのお考えはいかがでしょうか?

 

言い出しづらいことこそ早めに話し合おう

 

マリッジコーディネーターとしての経験から言わせてもらえれば、言い出しずらいことこそ後回しにしてはいけません。

後回しにすればするほど更に言い出すタイミングを逸してしまい、後から後悔することになりかねないからです。

女性にデート代を少し負担して欲しいということが言い出せず、結果、後で大きく後悔することになった男性もいます。

結婚後に金銭感覚が合わず、何故早くに気が付かなかったのだろうと別れを選んだ女性もいます。

 

後悔先に立たず、後々揉めるだろうと思う事こそ早めに話しあうべきで、その中にお金の問題はマストで絡んできます。

幸せな結婚生活を願う皆様、是非このことを忘れずに後悔のない選択をしてくださいねウインク